2011年12月22日
国産スマートフォンの魅力を再確認!
ちょうど1年前あたりからでしょうか、おサイフケータイやワンセグなどを搭載した国産スマートフォンが発売開始され、そうした国内サービスに魅力を感じて製品に飛びつきながらも、じつは海外メーカー製モデルとの性能や品質の差に俄然とし、購入されてからがっかりされた方も少なくないのでは? じつは私もその一人でした。iPhoneをはじめ、サムスンやHTC製のスマートフォンは快適に動作するのに、国産メーカーのものはどうしてこう「もっさり」しているんだろうと…
しかし、それももはや昔の笑い話になりそうな感じです。今冬の国産モデルはがんばっているなという印象です。たまたまauの最新国産スマートフォン【DIGNO(ISW11K)】をお借りする機会があったので、その印象をご紹介しましょう。


<京セラ製DINGOを大阪で試してきました>
DIGNOは京セラとして初めて国内向けに供給するスマートフォンです。国内でスマートフォン初参入というと、ちょっと躊躇される方もいらっしゃるかもしれませんが、じつは京セラはこれまで「SANYOブランド」で北米向けにandroidスマートフォンを供給してきており、そこで十分な開発経験と実績を積み上げた上での国内展開ということで、DINGOは完成度も高い端末として仕上がっていました。
おサイフケータイやワンセグなどの日本独自の機能はもちろんのこと、最大の魅力は高速通信WiMAXに対応し、UQコミュニケーションズが展開するWiMAXのネットワークを利用しでデータ通信が可能なことです。さらに防水機能も備えています。スマートフォンは、時に悪天候の中で利用することも多く、雨の中でも安心して利用できるという点で、今後防水機能を備えたスマートフォンは注目されていくはず。
ちなみにDIGNOという名称は、京セラが1996年4月に当時のIDOとセルラー(共に現在のau)向けに供給したT214に冠されていたネーミングです。そのT214はディスプレイにサファイアガラスを使用するなど、惜しみなく高級感をかもし出した京セラの自信作でした。その愛称が再びスマートフォンに冠され、登場してきたのです。それだけ京セラはこのDINGOに社運をかけているのでしょう。
前回、LTE方式のデータ通信について触れましたが、WiMAXによる通信はスペック上は劣っても、実際の使用感は同等以上! しかも国内ではWiMAXのほうが通信可能エリアははるかに充実していますから、このDINGOによるコンテンツや各種アプリの利用は実に快適でした。前回同様、マップ機能を実際に使ってみると、軽快に地図が表示されていきます。また、3G通信に比べ、上りのデータ通信速度が高速なので、画像や動画のファイルアップロードも快適です。たとえばfacebookやYouTubeなど、スマートフォンが普及することで日常的に大容量の画像や動画データをアップロードするような機会も増えています。そうした使い方をする際に、WiMAXは快適で良いですね。

<画像のアップロードも速い!>
そして、DINGOはWiMAX通信を利用したテザリング機能を利用することもできます。万が一WiMAXのエリア外だったとしても、3Gネットワークでテザリングできますから通信エリアで困ることもありません。しかもその利用料金は、スマートフォンの月額利用料に525円プラスするだけ。しかも1台のスマートフォンで、最大8台の機器を同時接続できます。モバイルWiFiルーターの月額使用料も案外馬鹿になりません。その機能がプラス525円で利用できるとなれば…、もはやモバイルWiFiルーターは不要ですね。(なお、2012年1月まではキャンペーンを実施中で525円が無料になります)
おサイフケータイ機能は国産スマートフォンではもはや標準的機能となりましたが、やはりその真価が発揮されるのは交通系カードとしての利用でしょう。モバイルSuicaがあればじつは全国のJRで利用可能ですし、西鉄や福岡市交通局などとの相互利用も始まっています。おそらく来年あたりには、私鉄各社との相互利用も実現されるのではないかと思われますので、今後スマートフォンを購入されるなら、おサイフケータイ付をセレクトしておいたほうが確実に便利ですよ。




















